2013年12月23日月曜日

日本車の良さが分からない人は黙っとけ!

  ちょっと乱暴なタイトルで失礼しました。いきなりですが問題です。海外で日本車が特に人気の地域はどこでしょうか? 答えとしてはほぼ全世界という説明でもいいと思いますが、特定の地域を挙げるとしたら、北欧とオセアニア(特にニュージーランド)でのマニアックな人気が思い浮かぶでしょうか? なぜこれらの地域で日本車が人気なのか?それはドイツ車や韓国車が持ち合わせない日本車の長所がこれらの地域の実情に合っているからです。

  メルセデスやBMWのオーナー様を掴まえて、この質問をブツけるほど私には度胸がありませんし、これまでも一度としてリアルの知り合いで欧州車好きの人にこの手の話をしたことはないのですが・・・。そんなチキン野郎なので、まあ言いたくても言えないことをこのブログでささやかに発信しているわけです。

  週末には夜な夜な一般道路で走らせています。愛車のGHアテンザセダン20Sは日本車の中では高速道路適正が非常に高いクルマではありますが、高速道路よりも山岳地帯の峠道を走るのが好きです。1.5車線の峠道で行き交うクルマはみな5ナンバーな道路をノーブレーキでガツガツ走ります。このクルマ前方の見切りが必ずしも良好ではないのですが、不思議と左コーナーをインベタで走る際の見切りは異常なほど優れています。左に側溝がパックリ口を開けているようなコースでも、自信を持ってトレースできます。さすがマツダ車だなと唸らされるポイントですね。

  先日も遠出した先の京滋間の峠越えルート山中越を夕闇のなかを、比叡山の夜景を目当てに走りました。センターラインが全線あるものの5割以上の区間で側溝が開いているルートでしたが、全く怖くなかったですね。しばらく行くと前方にボルボV60とチューンされたアルテツァが意味不明に戯れ合っているのに追いつきました。地元ナンバーのくせにクルマの古さ故か、とんでもなく低レベルな争いでした。何をそんなにプレーキランプをパカパカさせながら走る必要が・・・。

  お友達同士の馴れ合いかと思いきや、ボルボだけが途中のコンビニにピットインしてしまい、結果的にアルテの逃亡を追走する羽目に・・・。後ろからSUVの速いのが来ているのも分かっていたので、仕方なく行きましたよ。フルエアロ&社外マフラー&車高調でいかにも「ドレス系」で、いかついホイールハウスに収まっているのは、鬼ではないけど「ややキャン」? そこまで下品な仕上げではなかったですけど、峠専用機のアルテをタタービン無しの「ドリ車風」スタイルに変える薄っぺらなスタンスにはイラッときましたね。「天誅」ってわけではないですけど、比叡山ドライブウェイの入口までべったり行きました(後ろがくるんだもん!)。

  つーかこういう薄っぺらいヤツらが日本車の尊厳を冒涜していて、さらに薄っぺらい輸入車好きが調子に乗ってバカな発言を連発するんでしょうね。アルテで走るコースとしては適切ですが、車高調でロールを奪ってしまったらせっかくの高性能サス(DWB)が台無しでは・・・。そういうバカセッティングは安物サスを使ってるVW、BMW、スバルでやってくれ! さらに「キャン」なんて論外です・・・。しかもボルボを峠でカモるなんて倫理的に間違っています。あいつら車重1700kgはありますから・・・。1200kgのアルテに巨漢を4人フル積載して走っている状態です。明らかに武士道精神に反する行為かと・・・。500万円以下のクルマで峠を走るなら日本車が絶対的に有利です。ミッドシップのポルシェかTT-Sでもない限りは輸入車で山なんぞ走るべきではないですけどね・・・。